ハウスクリーニング&リフォーム施工物件の紹介


「生命の森」輸入住宅別荘 現況復帰

16 SEP 2010.長柄町

画像の説明

2010年夏の猛暑
 日本の広範囲を襲った記録的な猛暑。気象庁の発表では、夏の猛暑日、真夏日、日最低気温25℃以上日数は、いずれも全国的に平年を上回ったところが多く、11地点で夏の猛暑日日数の最大値を更新したほか、48地点で夏の日最低気温25℃以上の日数の最大値を更新。気象庁ではこの夏の猛暑を30年に1度の異常気象と認定しました。



セカンドハウス
この猛烈な暑さによって生じる熱や湿気は、住まいにも大きな影響を及ぼします。今回ご紹介する建物は、都内に住むMさんが7年前に建てられた別荘、セカンドハウスです。

画像の説明

都心より車で1~2時間、房総半島の中央。森にかこまれた大規模複合リゾート「生命の森」エリア内の別荘。Mさんご家族は、月に1~2回のペースでこの別荘を訪れ、週末の休暇に利用されてるようです。しかし梅雨時の6月末頃から猛暑が続く8月末までの間は、お仕事の関係で来れなかったそうです。


カビ発生
そして2ヶ月ぶりに訪れ、びっくり仰天。玄関を開けた瞬間、「プーン」と異様な臭い、カビ臭です。床フローリングには、一面白い粉を撒いたように、カビが生えていました。

早速、窓を開け皆さんで清掃。掃除機でカビの吸引から始めました。一通り作業が終わり、どうにかスリッパで歩ける状態になりましたが、完全に取れません。床フローリングは、無垢の無塗装、つまり白木材で湿気を多く含んでいたからです。

画像の説明 画像の説明 画像の説明 画像の説明 画像の説明 <クリック拡大

その後、各部屋をのぞいて見るとやはりカビ・カビ・カビ・・・。窓周辺、カーテン、ソファー、テーブル、ベッドなどの家具や寝具。キッチン食器棚の中までやられてました。圧巻は地下室の書庫、立ち入る事さえ危険な状態と、お嬢さんは思われたそうです。

そして唖然とする中ご主人は、プロに頼もう、我々では無理、素人の手にはおえないと判断。すぐさま、数社のハウスクリーニング業者に電話で相談。最終的に豊富な知識と実績の点で、当店にお声をかけて下さいました。


現地視察

画像の説明
画像の説明

<クリック拡大
お電話を頂き、お打ち合わせのため現地へ。別荘地エリア内に入り、付近まで来ましたが家が見つかりません。電話で問い合わせしましたら、ご主人が門の外まで出て下さいました。敷地が広く家が木々に囲まれてるため、道路から見えませんでした。建物の外観を見てびっくり。とても大きな建物です。面積は地下室併せて120坪だそうです。洋瓦の屋根、ストーン貼りとスタッコの外装、森に囲まれたユーロデザインの輸入住宅です。

画像の説明

早速、建物の中を拝見しました。やはりカビ臭とカビが目につきます。特に地下室は想像以上でした。猛暑の中、2ヶ月締めっきり状態は、住まいに様々な影響を及ぼしています。
フローリングは入念にチェックです。ラーチ(松)系と思われる品種で、天然無垢の無塗装品です。室内の湿気を吸い込み含水率が高まった事がカビ発生の原因です。対処策はイメージできました。
その後全ての箇所のチェック、お客様のご要望を踏まえて、現況復帰のプランを申し上げました。これを機に、これまで手の届かなかった箇所も含め、一掃したいとの事で、一週間後に実施する事になりました。



地下室から本の救出

02 SEP 地下室

地下室の書庫は2部屋。共に15帖くらいのスペースです。造り付けの本棚には、本、書籍、原画、絵画、書類など置かれていました。写真の拡大で解るよう、高価な物も沢山あります。全てではありませんが、下の段の物ほど、カビの影響を受けています。木製の棚は、腐食が始まっていました。物凄い湿気があり、カビの大量発生の原因となっています。
画像の説明 画像の説明 画像の説明 画像の説明 画像の説明

画像の説明

先ずは全ての書籍を2階の大部屋に撤収します。そして並べた本の中から、お客様が仕分けを行い、不要なものは処分し、残りを再生する予定です。地下から2階の部屋までは、キッチン、リビング、階段、ローカを経由します。従ってその前に一通りこの部屋でカビを払わなければ、とても上には運べません。量が量だけに結構時間がかかりました。


画像の説明

一通りカビを払った本を2階へ運搬。湿気を含んでいるので重い!。


画像の説明

2階の大部屋まで運搬完了です。お客様がここで仕分けを行います。歩ける様にスペースを空け仕分けの付箋をつけてもらいます。20帖くらいのスペースが埋まりました。
映像の曇りはカメラレンズに付着したカビのようです。


画像の説明

ローカにも本が延長されました。
仕分けの後は、全ての本を一旦外に出し、処置いたします。


画像の説明

仕分けられた残す本。先ずは外で乾燥です。ここはウッドデッキ、前方に大きな樹があり、陰干しには絶好の場所でした。

本は、中のページまで湿気が含みカビが生えてます。カバーを外し、扇に広げ、完全に乾かさなければなりません。建物の清掃期間中の4日間、毎日陰干しを行います。洗濯物同様、夕方には部屋に取り込みますので結構手間がかかりました。

最終の4日目、湿気は完全に無くなりました。付着して落ちそうにも無いカビも、刷毛でパラパラと。
この後、乾燥状態が元に戻りカビが除去せれた本は、室内へ移動、最終作業段階へと進みます。

画像はこちら 


室内ハウスクリーニング

05 SEP 全室

さて、いよいよメイン作業のハウスクリーニングです。作業内容は、水周りのキッチン・バス・トイレ・洗面の洗浄、室内拭き取り、窓洗浄、床フローリング洗浄ワックスです。そのほか湿気とカビでだめになった寝具やカーテン、ソファーなどの手当てです。大きな家具がしっかりあります。全て移動しながら隅から隅まで当店自慢のWクリーンにて清掃します。

画像の説明

窓枠にはカビや泥などの汚れが付着。ガラスも汚れていました。数が多いので、オーナーさんはお掃除が大変だったでしょう。
カビや泥は洗剤洗浄の後シャワーで流します。ガラスは防汚剤入りのコートで洗浄後磨きました。

After:窓清掃
画像の説明






家具やドアのカビ汚れ除菌洗浄
画像の説明

画像の説明

ドアなどの木部は、除菌洗浄後、拭き取り。


画像の説明

家具類も同様です。
最後に艶出し剤コート。そして更に磨きをかけました。



画像の説明



画像の説明

キッチンは換気扇も含め、本体、戸棚の内外、シンク、コンロ周りの洗浄です。その他の水周りも洗浄しました。



画像の説明




画像の説明

画像の説明

床は慎重に作業を行いました。汚れやカビの除去は除菌洗剤BUD-M40Dを使用。しかし無垢材に水は、タブーです。湿気でまたカビが。とにかく少量の洗剤で除去。モップがけにはパワーを要します。

画像の説明

秘蔵のいりぬか?。
布袋に詰めて、床ワックスに使用しました。
他に白木用のワックスは市販されてますが、化学製品が主流で、天然物の選択肢はごくわずか。今回、床材の性質にあわせ、使用しました。



画像の説明



地下室の処理


画像の説明

しっかりした造りつけの書籍棚ですが、湿気とカビで大ダメージです。撤去を余儀なくされました。


画像の説明

カビの色素が壁や床に・・・清掃でどこまで元に戻るか?フローリングのダメージもかなりです。


画像の説明

床フローリングは何とか元に戻りましたが、壁・天井のコンクリートに染み込んだ黒ずみは完全に除去できません。


画像の説明

防カビ剤入りの、エマルジョンペイントにて塗装をする事にしました。



画像の説明